
2025年6月週末の情報です。
天気は快晴。
夏日でした。
にぎやかな品川駅から少し離れた「新馬場」エリア。
落ち着いた雰囲気。
神社・図書館・和カフェ・ブックカフェが徒歩圏に集まるひとり時間の穴場。
京急・新馬場駅をスタートして、品川神社で手を合わせ。
図書館で静かな時間を過ごし和の趣ただよう「茶箱」でひと息。
最後は「KAIDO BOOKS & COFFEE」でランチ。
自分へのおみやげも買いゆるやかに帰路へ。
忙しい日常のすき間に、3.5時間だけゆっくり歩くお散歩コース。
短い旅の記録です。
今回のお散歩で発生した費用は「まとめ」でご紹介しました。
このモデルコースで過ごせる時間は?
今回ご紹介するのは、新馬場駅から徒歩でめぐる全4か所のコース。
のんびり回って約3.5時間。
気軽に楽しめる内容です。
10:00 新馬場駅到着 北口で下車
▶ 10:00~10:30 品川神社で参拝
▶品川図書館へ移動
▶10:40~11:10 品川図書館で読書・休憩
▶茶箱へ移動
▶11:20~12:20 茶箱で和スイーツ&お茶
▶KAIDO BOOKS & COFFEEへ移動
▶12:30~13:30 KAIDO BOOKS & COFFEEでランチ、自分へのお土産買う
▶新馬場駅に移動
*時間は目安です。滞在時間はお好みで調整してください。
新馬場駅
京浜急行の新馬場駅
南口と北口があります。
品川神社へ行くには北口から地上に出てください。
新馬場駅には各駅停車のみが停まります
特急や快特は通過します。
それでも品川駅からはたったの2駅(約3分)
アクセスには困りません。


京浜急行線「新馬場(しんばんば)駅」北口
品川駅から2駅という近さながら
静かでのんびりとした空気が漂います。
昔はこのあたりに馬場があったことからこの名前がついたそうです。
新馬場駅のアクセス情報
所要時間と運賃は2025年7月現在のものです。
最新情報は乗換案内アプリ等でご確認ください。
出発駅 | 所要時間 | 乗換 | 経路 | IC運賃(大人) |
品川 | 約3分 | なし | 京急本線・普通 | 150円 |
渋谷 | 約25分 | 1回 | 山手線→品川→京急 | 328円 |
新宿 | 約30分 | 1回 | 山手線→品川→京急 | 358円 |
東京 | 約25分 | 1回 | 京浜東北線→品川→京急 | 328円 |
羽田空港 | 約25分 | なし(直通) | 京急空港線→京急本線 | 327円 |
羽田空港〜新馬場駅は京急線で直通
(品川乗換不要)
品川神社
滞在時間30分


品川神社の入り口
第一京浜沿いに現れる石造りの鳥居と急な石段。
品川神社の象徴ともいえる光景は
都会の賑やかさを忘れさせてくれます。
左右には狛犬とともに大黒天像も並びます。
頂上には社殿と富士塚があり
坂の上の神域へと続く入り口です。
主祭神は
天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
の三柱です。
品川神社のアクセス
品川神社へ行くためのアクセスはこちら。
品川神社 <住所> 〒140-0001 東京都品川区北品川3丁目7−15 |
<アクセス> ・京浜急行新馬場駅北口から徒歩1分 ・JR品川駅からタクシー5分・徒歩15分 ・JR・東急大井町駅から東急バス(品94・渋41)新馬場駅下車徒歩3分 |
<開庁時間> 9時から17時まで |
<連絡先> 電話 03-3474-5575(9時から17時まで) FAX 03-3474-5599(24時間可) |
<公式サイト> 品川神社の公式サイト |
品川神社のご利益
品川神社は東京十社のひとつ。
古くから多くのご利益で信仰を集めている神社です。
「開運・商売繁盛・厄除け」などが有名です。
それ以外にも深い歴史に基づいたご利益がありますよ。
ご利益 | 内容 |
開運招福 | 特に新しいことを始めたい人に。 |
金運上昇 | 「一粒萬倍の泉」で金運祈願。 財布に水をかける人も。 |
商売繁盛 | 商人たちの厚い信仰が今も続く ビジネス守護の神社。 |
勝運・勝負運 | 源頼朝の戦勝祈願に由来。 スポーツ・受験・ビジネスに |
厄除け・災難除け | 古くから厄除けのご利益で知られる。 |
交通安全 | 主祭神の猿田彦命は道案内の神。 車のお祓いも人気。 |
病気平癒 | 心身の不調を癒す祈願をする人も多い。 |
心願成就 | (人気)富士塚に登って祈れば、願いが届くと言われる。 |
学業成就 | 地元学生の参拝も多く 学びの力をサポート。 |
縁結び・良縁祈願 | 境内の大黒天像により 恋愛・人間関係にご利益あり。 |
品川神社の社殿と富士塚参拝


社殿の芽の輪
正面の鳥居にかかっているのは「「茅の輪(ちのわ)」
半年分の穢れを祓い心身を清めるとされる伝統行事です。
「夏越の祓」に使われます。
輪をくぐると厄除け・無病息災のご利益があると言われています。
奥に見えるのは朱色の社殿です。
静けさと荘厳さが調和した空間。
心が整っていくような感覚に。
初夏の訪問にふさわしい一枚です。


芽の輪のくぐりかた
芽の輪には、くぐり方の作法があります。
私も含め、皆さん、説明を見ながら
一心にくぐっていました。


富士塚参拝
品川神社の境内には登ることができる「富士塚」があります。
画像はその入口にあたる場所です。
石段の途中に現れます。
溶岩のような斜面と石段が続きます。
富士登山と同じご利益が得られるとされるこの富士塚は
都内で貴重な登拝体験ができる場所として有名です。


富士塚登山
石段を一歩ずつ慎重に登ります。
石段の大きさは1つずつ異なります。
足元が不安定なのである程度の脚力が必要です。
本物の富士山に登っているような感覚がありました。
夏日の6月に品川神社の入り口石段を登り
社殿に参拝して富士塚に昇る。
よい運動になりました。
次は涼しくて静かなところで一休み。
品川図書館で過ごす静かなひととき
滞在時間30分


無料で休める区立品川図書館
品川神社から徒歩10分ほどの場所にある区立品川図書館。
モダンで静かな館内には一般書・雑誌・新聞のほか
郷土資料や学習スペースも充実しています。
ゆっくり本を読むのはもちろん
散歩の途中で涼みながら過ごすにもぴったり。
地域に根ざした落ち着いた図書館です。
品川図書館のアクセス
品川図書館へ行くためのアクセスはこちら。
品川図書館 <住所> 〒140-0001 東京都品川区北品川2-32-3 |
<アクセス> ・京浜急行「新馬場駅」北口 徒歩3分 ・東急バス「新馬場駅前」 徒歩3分 |
<開館時間> ・月曜日~土曜日 午前9時~午後8時 ・日曜日、祝日 午前9時~午後7時 <休館日> 第4月曜日 特別整理期間、年末年始、施設点検日 |
<連絡先> 電話 03-3471-4667 |
<公式サイト> 品川図書館の公式サイト |
品川区にある図書館の情報はこちらの記事もご覧ください。
茶箱でなごむ 和カフェの時間
滞在時間60分


南品川の和カフェ「茶箱」。
旧東海道にあった昭和初期の理容院をリノベーションしたそうです。
木枠の窓やタイル壁など当時の面影を残す昭和テイストの店内。
手作り和菓子と丁寧に淹れたお茶で静かな時間を楽しめます。
茶箱のアクセス
茶箱へ行くためのアクセスはこちら。
茶箱 <住所> 〒140-0004 東京都品川区南品川2-11-5 |
<アクセス> ・京浜急行新馬場駅南口から徒歩7分 ・京浜急行青物横丁(あおものよこちょう)駅から徒歩7分 |
<営業時間> 木曜日から日曜日 11時から18時まで <定休日> 月~水曜 |
<公式サイト> 茶箱の公式インスタグラム |
和モダンな空間とメニューの魅力


茶箱の入り口とカウンター
やわらかな自然光が差し込む店内。
昔ながらの木枠窓や鏡台の名残が残る温もりある空間です。
手作りのお菓子が並ぶカウンター越しに静かな時間が流れます。
昭和の趣が息づく癒やしのひとときが味わえます。


茶箱を使ったテーブルと素朴な椅子
私が座った席はこちら。
店名の由来でもある「茶箱」がテーブルとして店内に溶け込んでいます。
古道具の再利用が、懐かしさと遊び心を演出し
空間全体に温かな雰囲気を添えています。


スタッフお手製の和スイーツ
涼やかな冷やし抹茶とスパイスがほんのり香る「レモンとカルダモンの浮島」。
冷やし抹茶は淹れたて。
和菓子はスタッフの手作りです。
やさしい甘さと香りが口の中に広がり
ほっと心ほどける時間に癒されました。
1,030円でした。
KAIDO books&coffeeでランチとおみやげ
滞在時間60分


旅の本が自由に読めるブックカフェ
赤レンガの外観にイラスト入りの暖簾が目をひくブックカフェ。
品川宿場通りに建っています。
懐かしさを感じる佇まいが
まち歩きの途中でふらりと立ち寄りたくなる雰囲気を出しています。
KAIDO books&coffeeのアクセス
KAIDO books&coffeeに行くためのアクセスはこちら。
KAIDO books&coffee <住所> 〒140-0001 東京都品川区北品川2-3-7 丸屋ビル103 |
<アクセス> ・京浜急行新馬場駅北口から徒歩4分 |
<連絡先> 03-6433-0906 |
<営業時間> 火曜日から日曜日 9時から18時まで <定休日> 月曜と火曜 |
<公式サイト> KAIDO books&coffeeの公式サイト 公式インスタグラム |
旅の本を読みながらのゆったりランチ


KAIDO books&coffeeの1階
1階の画像です。
本棚が奥まで続く開放的な空間。
選書は旅やデザイン文化にまつわるものが中心で棚を眺めるだけでも楽しい。
店内にはカウンター席やテーブル席もあり本とコーヒーをゆっくり楽しめます。


KAIDO books&coffeeの2階
2階の画像です。
静けさに包まれた隠れ家のような空間。
図書館のように落ち着いていて
読書や集中したい作業にぴったり。
温かみのある照明と木の本棚が心をほっと和ませてくれます。


手描きの黒板メニュー
黒板メニューに描かれているのはドリンクから軽食まで充実のラインナップ。
遊び心あるイラストとカラフルな文字がお店の個性を伝えてくれます。


KAIDO名物「KAIDO DOG」
KAIDO DOGはジューシーな粗びきソーセージを特製パンにサンドした贅沢な一品。
定番から個性派までバリエーション豊かで描きイラストも可愛い。


KAIDO DOGと特製レモネードでランチ
とろ〜りチーズが香ばしいホットドックに爽やかな特製レモネード。
しっかり食べたいけど重すぎない。
さっき、茶箱で和菓子を食べたばかりでもペロリと食べられました。
自分へのおみやげ
KAIDO books&coffeeには生クリーム入りのスコーンが売っています。
自分用のおみやげにスコーンを買いました。


自分へのお土産特製スコーン
店内にはお得な価格で買えるスコーンがありました。
手書きのメッセージ入り袋がほっこり嬉しくて家でお茶を入れて
おやつタイムにしましたよ。
690円でした。
まとめ
各スポットの費用(実費)
立ち寄りスポット | 費用 | 内容 |
品川神社 | 500円 | お賽銭 |
品川図書館 | 120円 | 自販機で買ったお水 |
南品川の茶箱(和カフェ) | 1,030円 | ・冷やし抹茶 ・気まぐれ和菓子 |
KAIDO books & coffee | 2790円 | ・特製レモネード ・チーズホットドック ・自分用お土産のスコーン |
合計4,440円(交通費を除く)
午前から午後にかけて京急・新馬場駅から歩いて巡る、静かな時間。
まずは品川神社で心を整え品川図書館でひと休み。
昔ながらの街並みに溶け込む「茶箱」では冷やし抹茶と手作り和菓子で静寂を味わい
「KAIDO BOOKS&COFFEE」ではほどよい賑やかさの中で
本とカフェを自由に楽しむ贅沢な時間を過ごしました。
歩く距離もほどよく、五感がゆっくりほどけていくような
大人の街歩きにぴったりのコースです。
品川区大井町の朝活カフェ情報はこちら
品川区五反田の朝活カフェ情報はこちら